藤元健太郎のフロントライン・ドット・ジェーピー

2010年7月16日金曜日

JIPDECのシンポジウムのパネルディスカッションに参加

JIPDECのイベント「次世代電子情報利活用推進シンポジウム」のセッションで慶応の武山先生,国領先生と経産省の村瀬情報経済課長と一緒にパネルディスカッションに参加しました。
私のプレゼン趣旨を要約しますと,
・利活用するなら工業化社会のIT化は終わりで,ITをベースにした新しい社会システムに移行する必要がある。
・そのためには情報の共有と流通を促す仕組みが必要。
・共有と流通を阻害するプライバシーと著作権は考え方を変えないとダメ。特にプライバシーはパブリシーと呼ばれる新しい考え方が出てきているぐらい。
・情報の共有と流通をベースにすれば知識情報そのものの価値から対価を得るような第四次産業と呼ばれるような産業モデルも成り立つ。
・そのためには既得権益に対するイノベーションを守る必要がある。イノベーションを起こす人達こそが弱者で,これからの政策は生活者だけを弱者と見るのではなく,イノベーションを起こす人達を弱者と考える政策が重要。
という感じでした。

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