藤元健太郎のフロントライン・ドット・ジェーピー

2013年1月23日水曜日

「シェアサービス産業の時代」

シェアハウスビジネスを手伝っていると「時々変わったこともやっているんですね」と言われます。でも実はこのビジネスにはとても大事な潮流があるのです。 我々は「パーソナル化」という大きなトレンドの中で生きてきたのでワンルームマンション,携帯電話,パーソナル家電,個食というようなライフスタイルに合わせた産業が拡大してきました。しかし,新しい豊かさを手に入れるためには「シェア化」というトレンドのサービスを生み出していくことが必要です。単身世帯はエネルギー効率,孤独死,低価格家電しか売れない(日本メーカー不利)などの課題も多く,シェアハウスを始めとするカーシェア,共同配送,エネルギーシェア,シェア家電などハードウェアとサービス業が一体化した新しい「シェアサービス産業」の発展が必要です。孤独死を減らすのに一番必要なのは見守りセンサーでは無く「誰かと一緒にご飯を作って食べる」ライフスタイルだと思います。そしてそのライフスタイル毎を海外に輸出することが日本企業のビジネスチャンスにもつながるのです。当然それを支えるプラットフォームはITを活用したビジネスなんですよね。

1 件のコメント:

  1. 新しい豊かさを手に入れるためには「シェア化」というトレンドのサービスを生み出していくことが必要_このご指摘はそのとおりだと思いました。
    これから藤元さまのブログから学習させていただきますので、よろしくお願い致します。

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