藤元健太郎のフロントライン・ドット・ジェーピー

2014年1月19日日曜日

セブンカフェのマシンインターフェイスの店舗の独自工夫に見る面白さ


セブンカフェのマシンの使い方がわかりにくいので各店舗が工夫をしている様子がNAVERでまとめられている。このセブンカフェの事例は色々な示唆を与えてくれると思う。私は以下の3つを感じた。

1)クールvsベタ
楽天の店舗のインターフェイスはベタだがCVRを求めるとああなる。クールさは一部で熱狂的に支持されたとしても日本中のマスをターゲットにしたビジネスにはベタさが必要。googleが日本ではyahooに勝てないのもそこはあるだろう。

2)カスタマイズデザインの未来
シンプルなiPhoneをカバーやデコで自分なりに創意工夫する日本人を考えるとシンプルデザイン+カスタマイズは今後の流れなのかも知れない。そうすると3Dプリンターはそうしたカスタマイズのための部品などを製作するインフラとしての凄い可能性を感じる。

3)現場改善力の高さ
どのコンビニよりも本部の指導が徹底してそうなセブンだがこうした現場の独自の創意工夫が働くところにやはり強さを見る。今では私的には各店舗毎にどんな工夫をしているのだろうと見るのもひとつの楽しみになっているくらいだ。

佐藤可士和さんがもしこの2),3)を考えて投入したとしたらやはり天才だ。

佐藤可士和さんのオリジナルデザイン
独自に工夫されているコーヒーマシン

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