藤元健太郎のフロントライン・ドット・ジェーピー

2014年2月9日日曜日

データから蘇るセナの走り

「データで感動をつくる」アイルトン・セナの走りを"音と光"で蘇らせたプロジェクト


これはセナ世代としては本当に感動。鈴鹿のコース上でセナのデータを音と光で再現する試み。確かにそこにセナが走っていると思えてくる。センシングにより圧縮されたデータが部分的にでも再現されれば後は人間の補完力でそこにはリアルな感動が生まれる。HONDAのF1におけるセンシングの取り組みはその後の自動車のプローブ情報の活用に多いに貢献した。スポーツにおけるビッグデータ活用もどんどん進むだろう。スポーツのデータは試合結果という単純な情報からスタートした。やがて試合経過を記録していくデータ化が進み。野球では野村ID野球となり,マネーボールも生まれた。今後は選手の生体情報,あらゆる動きをセンシングする方向に行くだろう。勝つための戦略,戦術,選手の育成方法なども大きく変化していくことは間違い無い。中継の表現の仕方も大きく変わるだろう。自分がそのプレーヤーとしてVRで体験することも可能になる。2020年の東京オリンピックは「センシングデータオリンピック」になっているかも知れない。

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